Vision

続報:HTCの社長はiPhoneを廃止するつもりはないと語る

続報:HTCの社長はiPhoneを廃止するつもりはないと語る

ジョン・クック

HTC の北米社長マーティン・フィヒター氏が今日シアトルで行われたカンファレンスでモバイル業界のリーダーたちに「iPhone はもうそれほどクールではない」と語った後、GeekWire の読者は大いに意見を述べた。

しかし、フィヒター氏がAppleについて語ったのはそれだけではなかった。携帯電話メーカーが「iPhoneキラー」の開発を阻んでいる理由について質問されると、フィヒター氏はそのコンセプト自体に異議を唱えた。

「『iPhoneキラー』という言葉を、社内外問わず何度も耳にしてきました。HTCの会議室でその言葉を聞くたびに、私は皆に注意を促し、『ほら、iPhoneの市場はあるんだよ』と言います。iPhoneは特定のスタイルを好む一定数のユーザー層を対象としているからこそ、私たちはiPhoneを潰したいとは思っていません。私たちは違うことをするのですから。」

iPhoneと同じことを全く同じ方法でやりたいなら、社員をAppleストアに送り込んでiPhoneを買ってもらったらどうですか? 私たちは何か違うことをしたいのです。異なる価値観を持つ、様々なエンドユーザーに訴求したいのです。そして、私たちの事業のセグメンテーションと人口統計を見れば、私たちは異なる人々に携帯電話を売っていることがわかります。ですから、「iPhoneキラー」という言葉は好きではありません。私たちは何か違うことをしていると思っています。

講演の後半で、フィヒター氏は、自社がアップルと異なる点として、映画がHTCデバイスにダウンロードされる例を挙げた。

「こうした小さなことが、人々がデバイスを使用する方法に変化をもたらすのです」と彼は語った。