
クラウドスタートアップのServiceMeshがCSCに1億5800万ドルで売却され、Ignitionは大きな利益を獲得
ジョン・クック著

ベルビューのベンチャーキャピタル会社 Ignition は、カリフォルニア州サンタモニカのエンタープライズ クラウド管理の新興企業 ServiceMesh が戦略的買収の一環として CSC に売却されたことを本日祝っています。
本日発表されたプレスリリースでは、買収条件は明らかにされていません。しかし、アナリストとの電話会議において、CSCはServiceMeshに1億5,800万ドルの現金を支払う予定であり、さらに特定のマイルストーンが達成された場合は最大1億3,700万ドルを支払う予定であると述べました。(編集者注:財務情報を追加し、記事と見出しを更新しました。)
Ignitionのフランク・アータレ氏は、今回の取引でいくらの利益を得たかについては明言を避けたが、同社史上トップ10、ひょっとするとトップ5に入る健全な「ベンチャークラスのリターン」だったと指摘した。これはアータレ氏にとって、Ignitionにおける初の大型エグジットとなる。アータレ氏は2011年に同社に入社し、エンタープライズソフトウェアおよびクラウド関連の一連の取引を主導してきた。もう一つ興味深い点は、IgnitionがServiceMeshの最初で唯一の資金調達ラウンドで唯一の投資家であり、2年前には1500万ドルの資金調達ラウンドを主導したことだ。
バージニア州フォールズチャーチに本社を置くCSCは、従業員数約8万7000人で、2013年6月28日までの12ヶ月間の売上高は138億ドルと報告しています。時価総額は76億ドルで、株価は年初来で28%上昇しています。同社は本日決算を発表し、売上高が31億900万ドル減少する一方で、純利益は2億900万ドルとなりました。
「次世代ITインフラの未来は、企業が同時に利用する複数のクラウドの組み合わせになるでしょう」と、CSC社長兼最高経営責任者(CEO)のマイク・ローリー氏は声明で述べています。「ServiceMeshにより、エンタープライズアプリケーションをカタログ化し、アプリケーションの特性に基づいて異なるクラウドで実行するように動的にオーケストレーションすることが可能になります。独立したグローバルテクノロジー企業としての独自の立場から、当社のサービスとテクノロジーのポートフォリオを通じて、お客様のワークロードを統合していきます。」