
元マドローナ代表のデイビッド・ローゼンタールが元Airbnb幹部と新たなベンチャーキャピタル会社を設立
テイラー・ソパー著

シアトルを拠点とするマドローナ・ベンチャー・グループの元プリンシパル、デビッド・ローゼンタール氏は、Airbnbの元幹部ライリー・ニューマン氏と新たなスタートアップ投資会社を設立した。
Axiosは水曜日、Airbnbのデータサイエンスチームを率いていたローゼンタール氏とニューマン氏が、Wave Capitalという新会社を率い、初のファンドとして3500万ドルを調達すると報じた。Axiosによると、同社は初期段階のマーケットプレイススタートアップに注力するという。
GeekWireは本日ローゼンタール氏にインタビューを行ったが、新会社についてのコメントは拒否した。ローゼンタール氏は、今年の夏にマドロナ社を退社し、サンフランシスコに戻ったことは認めた。
ローゼンタールは2010年にアソシエイトとしてマドロナに入社し、その後シリコンバレーに移り、スタンフォード大学でMBAを取得しました。カリフォルニア在籍中は、メリテック・キャピタルとStartXでも勤務していました。
ローゼンタール氏は2014年にシアトルに戻り、マドローナの校長に復帰した。
「デイビッド氏はマドロナ、そして当社のポートフォリオ企業、そして太平洋岸北西部のテクノロジー・エコシステムにとって貴重な存在でした」と、マドロナのマネージング・ディレクターであるティム・ポーター氏は声明で述べています。「彼は、投資評価と起業家との協働の両面において、思慮深い意見、鋭い知性、そして創造的な問題解決能力をもたらしてくれました。ベイエリアへの帰国を心よりお祈りするとともに、今後の協働を楽しみにしています。」
UBSやウォール・ストリート・ジャーナルのベンチャー・コーポレート開発グループでの経験も持つローゼンタール氏は、シアトルを拠点とするスタートアップスタジオ、パイオニア・スクエア・ラボの共同設立者であるベン・ギルバート氏と共同で作成したポッドキャスト「Acquired.fm」を今も運営している。
一方、ニューマン氏はAirbnb初のデータサイエンティストで、2016年8月に退職するまで6年間同社に勤務していた。彼もまたシアトル出身で、2006年にワシントン大学で学士号を取得している。