
Instagramが長編縦型動画を視聴できる新しいスタンドアロンアプリ「IGTV」を発表
カート・シュロッサー著

ビデオを撮影するときに携帯電話を横向きにするよう人々に働きかけるために私がしてきた努力はすべて無駄になってしまいました。
Instagramは、世界中の10億人規模のユーザーコミュニティに向けて、長編縦型動画を視聴できる新しいスタンドアロンアプリ「IGTV」をリリースすると発表しました。Instagramはこのニュースを水曜日の朝に開催されたイベントで発表し、共同創業者兼CEOのケビン・シストロム氏がブログ記事で詳細を説明しています。
IGTVでは、最大1分間の動画しか投稿できない現在のInstagramアプリとは異なり、最長1時間の動画を作成できます。新アプリはこうしたコンテンツの拠点として設計されていますが、通常のアプリからもアクセスできます。

「IGTVはスマートフォンの実際の使い方に合わせて設計されているため、動画はフルスクリーンで縦向きになっています」とシストロム氏は書いている。「シンプルさにもこだわりました。テレビをつけるのと同じように、IGTVはアプリを開くとすぐに再生が始まります。Instagramで既にフォローしているユーザーや、あなたの興味に基づいて気に入るかもしれないユーザーのコンテンツを視聴するために、わざわざ検索する必要はありません。」
IGTVクリエイターは、ユーザーがフォローして視聴する「チャンネル」です。人気インスタグラマー(世界で最もフォロワー数の多いアカウント)のリストが公開され、彼らは本日からチャンネルにコンテンツを追加する予定です。
- レレ・ポンス (@lelepons)
- ブライス・ザビエル (@brycexavier)
- マニー・グティエレス (@mannymua733)
- ドミニク・シャンブローネ (@theshoesurgeon)
- タイラー・ブレビンス (@ninja)
- スージー・シュウ (@susiemeoww)
- セレーナ・ゴメス (@selenagomez)
- キム・カーダシアン・ウェスト (@kimkardashian)
- マデライン・ペッチ (@madelame)
- ケビン・ハート (@kevinhart4real)
- ロス・バトラー( @rossbutler)
- ヴァージル・アブロー (@virgilabloh)
Facebook 傘下の Instagram によるこの取り組みは、動画のあらゆるニーズを YouTube で満たすのに慣れているユーザーを、その忠誠心を IGTV へと移行させようとする明らかな試みだ。