
スペースフライト、将来の相乗り衛星打ち上げ枠についてスペースXと契約
スペースフライト、将来の相乗り衛星打ち上げ枠についてスペースXと契約

スペースXのファルコン9ロケットは、シアトルを拠点とするスペースフライト社が手配したミッションで、2018年12月に64基の衛星を宇宙に打ち上げた。(スペースX、YouTubeより)
アラン・ボイル著

シアトルに拠点を置くスペースフライト社は、2021年末までに打ち上げ予定のスペースX社のロケット数機に二次ペイロードを搭載する場所を確保する契約を締結したと発表した。
- スペースフライトは、最近三井物産が山佐化学工業と共同で買収した企業で、小型衛星の相乗り打ち上げロジスティクスの手配を専門としています。同社はスペースXと10年にわたり関係を築いており、中でも2018年には64基の衛星を搭載したファルコン9ミッションを成功させています。
- 昨年、SpaceXは独自のプログラムを提供することで、ライドシェア事業に本格的に参入しました。SpaceXの小型衛星ライドシェアプログラムは、Spaceflightのサービスとある程度競合しますが、現在ではSpaceflightの幅広いサービスメニューの一つにもなっています。「SpaceXの安定した打ち上げスケジュールと、ミッション管理および統合サービスにおける当社の深い専門知識を組み合わせることで、より信頼性の高いライドシェアオプションを提供できます」と、Spaceflightの社長兼CEOであるカート・ブレイク氏は本日のニュースリリースで述べています。
- SpaceflightとSpaceXの次期相乗りミッションは、早ければ来週にも打ち上げられる予定です。Falcon 9ロケットは、BlackSkyの地球観測衛星2機と、SpaceXの次期Starlink衛星群を軌道に乗せる予定です。