
レッドフィン、幹部人事を刷新:CMOと副社長2名が退任
ジョン・クック著

GeekWire の調べで、シアトルを拠点とする Redfin は 5,000 万ドルのベンチャー資金調達からわずか数日後に、主要幹部 3 名と別れることになった。
12月1日付けで同社を退職するのは、マーケティング担当副社長のマット・ゴイヤー氏、製品担当副社長のブライアン・セルナー氏、最高マーケティング責任者のトム・フォーグル氏である。
レッドフィンのCEO、グレン・ケルマン氏は今朝のインタビューでこれらの退社を認めたが、その理由については明言を避けた。ケルマン氏は、これらの退社はT.ロウ・プライスとタイガー・グローバルが主導した最近の資金調達ラウンドとは一切関係がないと述べた。
「様々な疑問が湧いてくるでしょうが、これは全員のプライバシーを尊重しなければならない状況です」とケルマン氏は述べた。さらに、3人の幹部は「皆、非常に優秀な人材です」と付け加えた。
REIでの長年の勤務を経て昨年Redfinに入社したヴォグル氏の退社は、おそらく最も意外な例だろう。2012年2月に就任した際、ケルマン氏はこのベテランマーケティング担当者を「心あるピラニア」と評し、不動産仲介業の飛躍に貢献してくれるだろうと語っていた。

ケルマン氏は、過去2年間の同社のマーケティング活動には満足していると述べ、なぜ変更が必要だったのかについては明言を避けた。
レッドフィンで製品設計を率いたマイクロソフトのベテラン、セルナー氏は、過去7年間同社に勤務していた。ゴイヤー氏も7年間同社に勤務し、様々な役職を歴任してきた。
ケルマン氏は、退職者が出ることを受けて、代わりの人が見つかるまでは、当面は社内の他の人たちが「その穴を埋めなければならない」と述べた。
「マーケティングを率いる人材と製品部門を率いる人材を配置する予定ですが、彼らの肩書きが全く同じになるかどうかは分かりません」と彼は言った。「まだ調整が必要です。」
先週のインタビューで、ケルマン氏はレッドフィンの今年の売上高は5,000万ドルから1億ドルに達するだろうと述べた。同社はIPO候補として議論されているものの、ケルマン氏は2014年にIPOが実現するかどうかは不透明だと述べた。
GeekWireの以前の記事:Q&A:グレン・ケルマン氏、レッドフィンは5000万ドルの資金注入でウォール街の動向を把握し、「予測不可能」な状態を維持すると語る