
驚き:世界のPC出荷台数がわずかに増加
トッド・ビショップ著
本日午後に発表された新たな数字によれば、第1四半期の世界のPC出荷台数は約2%増加しており、若干の減少を予想していた業界アナリストらを驚かせた。
これは、収益の大部分をPCの新規販売に依存しているMicrosoftなどの企業にとって朗報です。PC業界は、タイの洪水によるディスクドライブの供給減少に加え、iPadの普及による低価格帯のノートパソコンの需要減少で苦境に立たされています。
今年後半にリリース予定の Windows 8 への期待感から、当面は PC の需要が減少する可能性があるものの、今年後半には市場が活性化する可能性がある。
調査会社ガートナーが本日午後発表したデータによると、第1四半期の世界全体のPC出荷台数は8,900万台で、前年同期比1.9%増となった。同社は出荷台数が1.2%減少すると予想していた。
IDCも同様に0.9%の減少を予想していたが、同社が記録した実際の数字は2.3%の増加だった。
「第1四半期のPC市場の成長は、HDDの供給やその他の要因により需要が抑制されたため、依然として限定的でした」と、IDCのワールドワイド・コンシューマー・デバイス・トラッカー担当バイスプレジデント、ローレン・ラバード氏はニュースリリースで述べています。「しかしながら、歴史を振り返ると、成長が鈍化した後には回復期が訪れます。技術の進歩により、新規購入だけでなく買い替えもますます魅力的になるからです。そのため、HDDの供給と価格が正常化し、Windows 8が発売され、買い替えが進むにつれて、第4四半期以降、PC出荷台数は大幅に増加すると予想しています。」
以下は、主要な PC メーカーの米国および世界各国の動向を分析した IDC のグラフです。