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潔癖症の人に朗報!ボーイングが自動洗浄機搭載の飛行機用トイレを発表

潔癖症の人に朗報!ボーイングが自動洗浄機搭載の飛行機用トイレを発表

アラン・ボイル

ボーイングのセルフクリーニングトイレ
ボーイングの試作機のトイレは、遠紫外線を使って表面を消毒する。(提供:ボーイング)

機内サービスは悪化しているかもしれないが、民間航空旅行において少なくとも一つは改善されるかもしれない側面がある。それはボーイング社の自動洗浄トイレのおかげである。

ボーイング社によると、同社の試作トイレは遠紫外線を使用し、使用後わずか3秒で99.99%の細菌を殺菌できるという。同社によると、この波長は微生物には致死的だが、人体には無害だという。

「フライト中に頻繁に使用されるトイレを使用する際に、誰もが感じる不安を軽減しようと努めています」と、ボーイング民間航空機部門の環境パフォーマンス担当ディレクター、ジーン・ユー氏は本日のプレスリリースで述べています。「試作機では、トイレ全体にライトを配置し、人がトイレから出ると、便座、洗面台、カウンターなど、触れる面に紫外線がたっぷりと照射されるようにしています。この殺菌効果は、臭いの除去にも役立ちます。」

便座は自動的に上がり、自動的に閉まるため、洗浄サイクル中はすべての表面が露出します。蓋と便座、蛇口、ソープディスペンサー、ゴミ箱フラップ、ハンドドライヤーは、手を使わずに操作できます。蛇口から出る水は紫外線ライトによって殺菌されます。ボーイング社は、ハンズフリーのドアラッチと床の真空排気システムも検討しています。

「タッチレス機能の一部は、すでにボーイング社の航空機で使用されている」とユー氏は述べた。

UV技術はまだ実用化には至っていませんが、ボーイング社は将来的な利用に向けて特許を申請しています。「クリーン・ラバトリー」のプロトタイプは、4月5日にドイツで開催されるハンブルク・エアクラフト・インテリアズ・エキスポで授与されるクリスタル・キャビン・アワードの候補となっています。

さて、自動洗浄トレイテーブルや自動で幅が広がる座席について何か対策がとれれば…