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iPhoneの売上は横ばい、記録的な四半期にもかかわらずAppleは売上高予想を下回る

iPhoneの売上は横ばい、記録的な四半期にもかかわらずAppleは売上高予想を下回る

トッド・ビショップ

りんご

Appleはホリデーシーズンの四半期に7,478万台のiPhoneを販売した。これは前年同期の7,447万台からわずかに増加した。この結果により、iPhoneの販売台数が前年同期比で初めて減少することは避けられたものの、この象徴的なスマートフォンの今後の成長性については疑問が投げかけられている。

ティム・クック
ティム・クック

同社は本日午後、四半期決算発表の一環としてこの数字を発表した。アップルの総売上高は759億ドルで、トムソン・ファイナンシャルが事前に調査したアナリストのコンセンサス予想である766億ドルを下回った。1株当たり希薄化後利益は3.28ドルで、アナリスト予想の3.23ドルを上回った。

Macの販売台数は530万台で、前年の550万台から減少し、iPadの販売台数は1620万台で、前年の2140万台から減少した。

それでも、同社の売上高は記録を更新し、利益も184億ドルに達した。アメリカ史上最も利益率の高い四半期だったと評されている。

アップルのCEO、ティム・クック氏は決算発表の電話会議で、今回の業績について説明しようとした。「特に世界情勢が不安定な状況にある中、これは当社にとって大きな成果です」とクック氏は述べ、景気後退の兆候を指摘した。

同氏は、iPhoneの販売台数が約7,480万台に達し、依然として過去最高を記録していると指摘した。これは「iPhoneの絶大な人気」を物語る「驚異的な数字」だと同氏は述べた。Appleは、AndroidからiPhoneに乗り換える人が同社の歴史上かつてないほど増えていると述べた。同社によると、Apple WatchとApple TVを含め、アクティブデバイスの総数は10億台に達したという。

クック氏は、アップルの収益の3分の2は現在米国外で生み出されており、外国為替の変動が同社の業績にとって重要な要素になっていると指摘した。

Apple の収益発表の電話会議は、こちらからご覧いただけます。