
Lytroの新しい視点は写真の未来を反映している
トッド・ビショップ著
Lytroは本日午前、第2世代のライトフィールドカメラ「Illum」を発表しました。これは、撮影後にピントを合わせ直せるよう設計された、デジタル一眼レフのようなデバイスで、「生きた画像」を作り出すことができます。同社の初代Lytroの後継機であるこの新型Illumは、発売当初から高い評価を得ています。
しかし、写真撮影の魔法だけでなく、このカメラのハードウェアも注目に値します。シアトルを拠点とする製品デザイン会社Artefactは今朝、Lytroの製品デザインパートナーを務めたことを発表しました。Artefactは、ディスプレイ画面の特徴的な角度など、新しいカメラに込められたデザイン哲学と原則を詳しく説明した記事を公開しています。
「Illum の特徴的なアングルは、デジタル メディアを撮影するという行為の純粋な表現であり、ライト フィールド写真だけでなく、あらゆるデジタル カメラの設計にとって画期的な出来事を表しています」と同社は予測しています。
つまり、今後はあらゆる種類のカメラでこのアングルがさらに増えていくと予想されます。もちろん、その理由は、私たちがカメラ(そしてスマートフォンのカメラ)を体から離し、小さなファインダーを目に押し当てるのではなく、より大きなディスプレイを見るようになったからです。
したがって、上向きの傾斜は非常に理にかなっています。
同時に、Illumのデザインは他のシナリオにも対応しています。Artefactは、「傾斜ディスプレイは最適なニュートラル角度ですが、あらゆるユースケースに対応できるわけではありません。画面の下端を押すだけで、ディスプレイが完全に垂直になり、ポートレートモードに最適です。また、マクロ撮影時には、画面がほぼ水平に動きます」と説明しています。
詳細はこちらをご覧ください。Illumは現在予約受付中で、価格は1,500ドル、出荷は7月です。