
マイクロソフトがバーンズ・アンド・ノーブルを訴えるために使用している特許
トッド・ビショップ著
マイクロソフトは一体どれだけの反 Android 特許を保有しているのだろうか?
レドモンドの同社が今日午後、Android の使用をめぐって Barnes & Noble および NOOK 電子書籍リーダーの製造業者を相手取って起こした訴訟を読んでみると、昨年 Microsoft が Android の使用をめぐって Motorola を相手取って起こした訴訟で引用された特許と多くの共通点があるのがわかるはずだ。
[続報:Google:MicrosoftのAndroidは「イノベーションを脅かす」と主張している]
それは事実ではありません。B&Nに対する新たな訴訟では、全く異なる一連の特許が引用されています。以下に、概要と特許文書へのリンクを添えてご説明します。
特許番号5,778,372 :「画像が組み込まれた電子文書のリモート検索および表示管理」 1998年7月7日。
ブラウザは、ユーザーが閲覧できるように、リモートコンピュータネットワークから電子文書をリモートで取得します。応答性を高めるため、ブラウザは最初に背景画像を非表示にして電子文書を表示し、電子文書の表示を高速化します。また、ブラウザは、文書に埋め込まれた画像を電子文書の現在表示されている部分に組み込むことで、それらのダウンロードを優先します。さらに、ブラウザは、リモートコンピュータネットワークから電子文書に組み込まれたリソースを取得するための追加の接続を動的に作成します。
特許第6,339,780号:「表示領域が限られたハイパーメディアブラウザの読み込み状態」 2002年1月15日。
本明細書では、表示領域が限られたポータブルコンピュータについて説明する。ポータブルコンピュータ上でインターネットブラウザまたはその他のハイパーメディアブラウザが実行され、コンテンツ表示領域にコンテンツを読み込んで表示する。ブラウザがコンテンツを読み込み中、コンテンツ表示領域上に一時的なアニメーショングラフィック要素が表示される。コンテンツが読み込まれると、このグラフィック要素は削除され、読み込まれたコンテンツを遮ることなく表示できるようになる。
特許第5,889,522号:「子ウィンドウのコントロールを提供するシステム」 1999年3月30日。
アプリケーションプログラムが利用できるシステムリソースとして、新しい種類の子ウィンドウコントロールが提供される。本発明の好ましい実施形態では、オペレーティングシステムの一部として新しい子ウィンドウコントロールを実装するためのダイナミックリンクライブラリ(DLL)が提供される。新しい子ウィンドウコントロールには、アプリケーションプログラムにヘッダーバーを提供するためのヘッダーバーコントロールが含まれる。また、新しいコントロールには、ユーザーがホットキーの組み合わせを表示および編集できるようにするホットキーコントロールも含まれる。さらに、新しいコントロールには、アプリケーションプログラムが提供するユーザーインターフェース内のページを区別するタブを設定するためのタブコントロールも含まれる。イメージリストデータ型が定義され、イメージリストデータ型を操作するための関数が提供される。イメージリストには、単一のビットマップに効率的に格納される、同じサイズの画像が複数含まれる。
特許番号6,891,551:「電子文書編集における選択ハンドル」2005年5月10日
電子文書の要素をハイライト表示および選択するためのコンピュータシステムおよび方法が開示される。一実施形態では、選択領域はデータの初期選択範囲を識別し、選択領域上に1つ以上の選択ハンドルが表示される。これにより、選択領域を動的にサイズ変更して、選択するデータの範囲または項目の数を増やす、または減らすことができる。
特許番号6,957,233 :「変更不可能な電子コンテンツの注釈をキャプチャおよびレンダリングする方法および装置」2005年10月18日。
変更不可能な文書の注釈を捕捉するためのシステムおよび方法が開示される。注釈を作成すると判断されると、システムは選択されたオブジェクトのファイル位置を決定する。選択されたオブジェクトのファイル位置は、作成された注釈とともに、別のファイル、または文書を格納するファイルの読み取り専用ではない部分に保存される。このファイル位置を用いることで、変更不可能な文書を変更することなく、注釈と選択されたオブジェクトを適切に識別することができる。
本日シアトルの米国地方裁判所に提出された訴訟の全文は以下のとおりです:PDF、9ページ
前回:マイクロソフト、NookのAndroidをめぐりBarnes & Nobleを提訴