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トニー・シェイ氏が大規模レイオフのさなか、ラスベガス・ダウンタウン・プロジェクトの主任から退任

トニー・シェイ氏が大規模レイオフのさなか、ラスベガス・ダウンタウン・プロジェクトの主任から退任

テイラー・ソパー

トニー・シェイ(Wikipedia写真)
トニー・シェイ(Wikipedia写真)

ザッポスのCEOトニー・シェイ氏がラスベガス・ダウンタウン・プロジェクトのリーダーの職を退くとRecodeが今日の午後報じた。同社は本日、従業員の30パーセントを削減した。

シェイ氏が5年前に立ち上げた3億5000万ドルの開発プロジェクトは、ラスベガスのダウンタウンを「衝突、共学、つながりという3つのCを通じて、長期的かつ持続可能な方法でインスピレーション、起業家精神、創造性、革新、向上心、発見の場所」にすることを目指してきた。

Recodeは、このプロジェクトに関与したスタートアップ企業は「資金を失っていた」と指摘している。

アイオワ大学での教職を辞め、ダウンタウン・プロジェクトに携わるようになり、先週辞職したデイビッド・グールド氏は、ラスベガス・ウィークリー紙にシェイ氏宛ての公開書簡を寄稿し、プロジェクトがなぜ、どのように苦戦しているのか疑問を呈した。

「都市の変革には並々ならぬ困難がつきものだと理解していますが、あなたが紡ぎ出した物語は先見の明があるだけでなく、実現可能なものでした」と彼は書いた。「それで、何が起こったのですか?」

シェイ氏は最も実績のあるインターネット起業家の一人であり、自身のオンライン衣料・靴小売業者ザッポスをアマゾン・ドット・コムに12億ドルで売却し、さらに以前の会社をマイクロソフトに売却している。