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NASAの画像は、シアトルに向かう山火事の巨大な煙の柱を示している

NASAの画像は、シアトルに向かう山火事の巨大な煙の柱を示している

モニカ・ニッケルズバーグ

NASA バンクーバー火災サムネイル
(NASAの画像をクリック)

昨日、ブリティッシュコロンビア州バンクーバーは、FIFA女子ワールドカップでアメリカ女子サッカー代表が優勝し、記録的な2,000万人の視聴者の注目を集めました。しかし、負けず劣らず、母なる自然もまた、驚くべきショーを繰り広げました。

スタジアムは、近隣で発生した2つの山火事による煙に覆われました。山火事はわずか24時間で合計73,000エーカー(約3万4000平方キロメートル)に拡大しました。NASAは本日、昨日撮影された衛星画像を公開しました。この画像には、大規模な山火事の煙がワシントン州西部とピュージェット湾地域へと漂っていく様子が写っています。

ワールドカップ決勝戦を観戦していたGeekWireチームのメンバーは、日曜日の試合中に山火事に気づき、その臭いを嗅ぎつけました。煙霧はバンクーバーの大部分を覆い、ワシントン州のブレインとベリンガム地域まで見えました。

現在、ブリティッシュコロンビア州では178件の火災が発生しており、広範囲にわたって大気汚染に関する注意報や避難命令が出されている。

「ローワーメインランドのほぼ全域、バンクーバー島の大部分、そしてブリティッシュコロンビア州北東部と中央部の広い地域が、極めて高い火災危険度に指定されています」と、州消防情報担当官のケビン・スクレプネク氏はグローバルニュースに語った。「この時期にしては異例の事態であり、天気予報を見ても状況は改善する兆しがありません。」