
アマゾンのKindle Fireが完売、新ハードウェアの登場を示唆
アマゾンのKindle Fireが完売、新ハードウェアの登場を示唆

ジェフ・ベゾスが昨年 Kindle Fire を発表した。
トッド・ビショップ著

アマゾンは、タブレット端末や他のKindle端末の後継機種を発表すると予想される記者会見の1週間前にKindle Fireを完売した。
アマゾンCEOのジェフ・ベゾス氏は今朝のプレスリリースで、過去1年間のKindle Fireの成長を誇示し、「同社は今後、刺激的なロードマップを描いている」と予告した。このタブレットはアマゾン史上最も成功した製品であり、アマゾン全体で最も売れている商品となっている。
Amazonによると、Kindle Fireは米国でタブレット販売の22%を獲得したという。米国はKindle Fireが唯一販売されている国だ。世界全体では、第2四半期のKindle Fireの市場シェアは5%だった。
同社は、AppleのiPadとより直接的に競合するために、大画面のKindle Fireを開発中であると噂されている。
アマゾンは初代Kindle Fireを199ドルで販売した。これは損失かそれに近い価格で、デジタルメディアやその他の製品の販売で差額を補おうとしていたとみられる。アマゾンによると、Kindle Fireの発売以来、アマゾンの売上上位10製品はすべてデジタル製品だという。
また注目すべきは、Amazon が今朝ドイツ、フランス、イタリア、スペインで Android 向け Appstore を開始したことだ。これは Kindle Fire の国際展開の前兆となる可能性がある。