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報道:アマゾンは利益の高い製薬業界への参入を目指し、ヘルスケア専門家を募集している

報道:アマゾンは利益の高い製薬業界への参入を目指し、ヘルスケア専門家を募集している

モニカ・ニッケルズバーグ

これらの棚には近いうちに医薬品が並ぶようになるのでしょうか?(写真:GeekWire/Kevin Lisota)

アマゾンは何年もこのアイデアを温めてきたが、ついに医薬品市場に本格的に参入する準備が整ったのかもしれない。

匿名の情報筋がCNBCのテクノロジー記者クリスティン・ファー氏に語ったところによると、アマゾンは医薬品販売に特化したチームを率い、この分野への参入戦略を策定するマネージャーを募集しているという。また、医薬品に特化した従業員も追加募集している。報道によると、このチームはアマゾンの消耗品事業部門に所属することになるという。

Amazonは、ヘルスケアに特化した事業開発マネージャー、ソリューションアーキテクト、研究者の求人情報を複数掲載しています。ファー氏が指摘するように、Amazonは最近、米国で医療用品の販売を開始し、Prime Nowの配送サービスを日本でも医薬品に拡大しました。

医薬品業界は確かに収益性が高いものの、規制上の障壁によって難しい状況に陥ることがあります。だからこそ、Amazonはこれまで医薬品小売業への関与を限定的にしか行ってこなかったのかもしれません。

2011年、ベルビューに拠点を置くDrugstore.comが買収先を探していた際、Amazonはオンライン医薬品販売の主要プレーヤーに躍り出そうかという局面を迎えました。Amazonは1999年に投資したDrugstore.comの株式を保有していたため、シアトルのeコマース大手AmazonがDrugstore.comを買収するのではないかという噂が流れました。しかし、最終的にはDrugstore.comはウォルグリーンに売却され、昨年秋に閉鎖されました。