
Microsoft Azure に新しいバックアップおよびリカバリ サービスが登場
ブレア・ハンリー・フランク著
MicrosoftのAzureクラウドプラットフォームにデプロイしたアプリケーションの保護に懸念を抱いている開発者にとって、新たな選択肢が本日から提供されます。同社は、Azure Backupサービスの新たなプレビューと、Azure Site Recoveryサービスの新機能を発表しました。
これらの新機能は、ハイブリッドクラウド環境を導入している企業がクラウドストレージを活用してオンプレミス資産をバックアップできるようにするために設計されています。これらの機能により、SharePoint、Exchange、SQL Server、Windowsクライアント、Hyper-V仮想マシン(VM)アプリケーションなど、クラウド内のファイルやフォルダをバックアップできるようになります。また、MicrosoftはAzure Backupにおいて、WindowsおよびLinuxのIaaS(Infrastructure as a Service)仮想マシンのバックアップサポートのプレビュー版も追加しました。
企業は Azure Site Recovery を使用して、会社のプライマリ データ センターに障害が発生した場合に、オンプレミス サーバーでアプリケーションの実行を引き継ぐこともできます。
Azure Active Directoryも本日アップデートされ、パスワードロールオーバーのサポートがプレビューされました。これにより、企業は従業員にユーザー名とパスワードを公開することなく、Azure経由でソーシャルメディアアカウントへのアクセスを許可できるようになります。また、本日のアップデートでは、アプリケーションごとの多要素認証も導入されました。これにより、管理者は、高度なセキュリティが求められる一部のアプリでは従業員に多要素認証の使用を義務付けつつ、セキュリティの低いアプリでは多要素認証の煩雑な手続きなしに利用できるようにすることが可能になります。
クラウド関連ニュースにとって、今日は大きなニュースの日でした。Googleはまた、開発者が手間をかけずにオープンソースパッケージをデプロイできる、クラウドプラットフォーム向けの新機能「Cloud Deploy」を発表しました。