
シアトルのギークたちがLeafullyとのApps for Energyチャレンジで優勝
ジョン・クック著
自分のエネルギー消費量を客観的に捉えるのは難しいものです。でも、もしすべてを誰もが理解できる「木」に分解したらどうなるでしょうか。
これが、シアトルのソフトウェア開発者ネイサン・ジャヴェリ氏とティム・エドガー氏によるスタートアッププロジェクト「Leafully」の根底にある考え方です。この二人は、米国エネルギー省が主催する「エネルギーのためのアプリ」コンテストで、賞金3万ドルを獲得しました。そして今、一般の人々が5月31日までお気に入りのアプリに投票できるようになっています。
シアトルの新興企業 EnergySavvy の台頭や、Microsoft (Hohm) と Google (PowerMeter) の取り組みの中止など、家庭用エネルギー監視の分野では確かに多くの動きが見られました。
Leafully の仕組みを以下に説明します。
Leafullyは、トレンドやグラフを用いて、ユーザーの生活における意思決定がどのような影響を与えるかを示すことを目指しています。睡眠中の電力は常時消費される電力であり、より効率の高い家電製品を購入することで削減できます。私たちは、省エネ効果だけでなく環境への影響も示すことで、ユーザーのモチベーションを高めたいと考えています。何年も経てば元が取れるかもしれない家電製品にプレミアム価格を支払うのは高額に思えるかもしれませんが、環境に10本の木を貢献できたという実感は、計り知れない価値があります。
木があなたにとって効果がないなら、会社の Web サイトからこれを読んでみてはいかがでしょうか。
楽しみのために、牛のオナラの量でエネルギー消費量を考えてみるのも面白いかもしれません。計算してみると、牛1頭は年間約95kgのメタンを排出しますが、メタンは二酸化炭素排出量の20倍も大気に悪影響を与えます。
Leafully の仕組みを説明したビデオデモをご覧ください。