
ノキアの新しいWindows Phoneは手頃な価格を目指している
トッド・ビショップ著
ノキアは今朝バルセロナで開かれたモバイル ワールド コングレスでの記者会見で、Windows Phone 8 の新モデル 2 機種を発表した。予算が限られているスマートフォン購入者や発展途上国の購入者にアピールすることで、市場シェアの拡大を目指す。
これは、ノキアとマイクロソフトが、iPhoneやAndroidに対抗し、スマートフォン市場でのシェア拡大とBlackBerryに対抗する第3位の地位確保を目指す、より広範な取り組みの一環だ。この課題は、Mozillaが次期モバイルOS「Firefox」の新たなキャリアサポートを発表した週末に、さらに複雑化した。
ノキアの新端末には、ノキア史上最も手頃な価格のWindows Phoneとされる新型Lumia 520(上記写真)が含まれます。上位機種のLumiaと同じ5メガピクセルのカメラレンズとタッチスクリーンディスプレイを搭載し、4インチディスプレイは5色展開となります。
このスマートフォンは香港とベトナムで発売され、第2四半期には中国、インド、その他の市場にも展開される予定です。T-Mobile USAは米国でこのスマートフォンのLumia 521という名称で販売する予定です。米国での価格と発売時期はまだ発表されていません。
追記: 520と521の違いは何でしょうか?T-Mobileの担当者は、「T-MobileのNokia 521は、内蔵アンテナを搭載するため、わずかに長く(3mm)、フラットホワイトのカラー仕上げはT-Mobile独自のものです。その他の点はすべて完全に同一です。」と説明しています。
ノキアの記者会見で質問に答えたノキアCEOのスティーブン・エロップ氏は、このアプローチをノキアのより広範な戦略の一部であると説明した。「最も困難な仕事の一つは、ハイエンドのイノベーションを、より低価格帯へと展開していくことです」とエロップ氏は述べた。「ハイエンドから始めて、急速にイノベーションを起こし、それを段階的に下層へと展開していくというアプローチは、私たちが今後も続けなければならないものであり、今後も継続していくつもりです。」
Nokia はまた、上位機種の Lumia 920 と同じ機能をいくつか備えた新しい Lumia 720 Windows Phone も発表した。