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マイクロソフトは、新しい Azure 仮想マシン イメージで人気の FreeBSD オープンソース OS をサポート

マイクロソフトは、新しい Azure 仮想マシン イメージで人気の FreeBSD オープンソース OS をサポート

ダン・リッチマン

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写真はcryptoによるもので、Flickrから引用。

Azure ブログの投稿によると、1970 年代にまで遡る人気の高いオープンソース Unix オペレーティング システムである FreeBSD が、Azure の仮想マシン イメージとして Azure Marketplace から利用できるようになりました。

Free BSD バージョン 10.3 を、Windows Server および Azure 上で仮想マシンを作成するための Microsoft のテクノロジである Hyper-V 上の「ファーストクラスの VM ゲスト」にすることで、ユーザーは Azure で FreeBSD VM を簡単に作成できるようになります。また、Microsoft はこれを実行するユーザーにサポートを提供すると、Microsoft の主席プロジェクト マネージャーである Jason Anderson 氏は書いています。

「多くのトップクラスの仮想アプライアンスベンダーは、FreeBSDオペレーティングシステムをベースに製品を開発しています」とアレクサンダー氏は記している。Array Networks、Citrix Systems、Gemalto、Netgate、Stormshieldなど、複数のベンダーが自社の仮想アプライアンスをAzure Marketplaceに提供しているという。しかしこれまで、「Azureで独自のFreeBSDイメージを実行したい場合、Azure外部からカスタムイメージを持ち込むしか選択肢がありませんでした」。

コードベースの保守を支援するサポートコミュニティであるFreeBSD Foundationではなく、Microsoft自身がイメージを構築、テスト、公開しました。これにより、Microsoftはサービスレベル契約(SLA)を提供できるとアレクサンダー氏は述べています。同社は、FreeBSDのエンジニアリング部門から新しいリリースがリリースされたらすぐに最新の状態を維持するつもりだとアレクサンダー氏は述べました。一部の古いバージョンもサポートされています。

これは、マイクロソフトが自社の技術をオープンソースソフトウェアと連携させるための最新の取り組みです。オープンソースソフトウェアは、以前は同社のWindowsオペレーティングシステムの優位性に対する脅威と見られていました。マイクロソフトでは、サティア・ナデラCEOの指揮下でオープンソースへの取り組みが加速しています。

注:この投稿では当初、ジェイソン・アンダーソンの姓が誤って記載されていました。