
アマゾンがニューヨークで新鮮な食料品の配達を開始する計画と報道
ブレア・ハンリー・フランク著
ニューヨーク市の住民はまもなくAmazonフレッシュで食料品を注文できるようになると、Re/codeが本日報じた。Amazonの計画について説明を受けた匿名の情報筋2人によると、同社は早ければ来月にもニューヨークで食料品配達サービスを開始する予定だという。
Amazonフレッシュサービスは、ニュージャージー州アヴェネルの倉庫を拠点とする。アマゾンは同倉庫に同サービス用の食品在庫を蓄積している。アヴェネルはニューヨーク州スタテン島に近く、配達の利便性を考えるとマンハッタンからも至近距離にある。
ニューヨークは、シアトル、サンフランシスコ、ロサンゼルスなど、Amazonフレッシュを利用できる他の都市に加わることになります。ニューヨークのサービスがAmazonが他の都市で採用しているのと同じパターンを維持すれば、顧客は30日間無料の「Prime Fresh」会員資格を試すことができ、その後は年間299ドルを支払うことでサービスを利用できるようになります。
このニュースは、アマゾンがサンディエゴの顧客にAmazonフレッシュの利用オプションを提供し始めてから2か月後に発表された。米国郵政公社(USPS)は規制当局への提出書類の中で、今週初めにサンフランシスコでもアマゾンと共同で実施している早朝配達プログラムの試験運用を拡大したい意向を示した。
食品配達業界はテクノロジー業界の中でも引き続き活況を呈している分野であり、Instacart(元アマゾンのエンジニアであるApoorva Mehta氏が率いる)などの食料品スタートアップ企業や、多数の食事配達会社が、顧客の食卓に食べ物を届けるために競い合っている。
アマゾンの担当者は、同社は噂や憶測にはコメントしないと述べ、この報道についてコメントを控えた。