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ゲイツ財団、カリフォルニア大学総長を新CEOに選出

ゲイツ財団、カリフォルニア大学総長を新CEOに選出

ブレア・ハンリー・フランク

スーザン・デズモンド・ヘルマン
スーザン・デスモンド=ヘルマン。写真はUCSFより。 

ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団は本日、次期最高経営責任者に、現在カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)の学長を務めるスーザン・デスモンド・ヘルマン氏を任命したことを発表した。

デズモンド・ヘルマン氏は、9月に5年間の最高経営責任者(CEO)職を退任すると発表したジェフ・レイクス前CEOの後任となります。彼女は、2009年にUCSFの責任者に就任する前は、ジェネンテック社で製品開発部門の社長を務めており、腫瘍学と医学研究の分野で豊富な経験を有しています。

「スーを選んだのは、彼女の科学的知識と財団の課題に関する深い技術的専門知識、そして大規模で成長を続けるダイナミックなグローバル組織を率いるために必要な組織力とリーダーシップ能力を評価されたからです」と、財団共同議長のメリンダ・ゲイツ氏はプレスリリースで述べています。「スーは、より公平な世界を創造するという私たちのコミットメントと情熱を共有しています。」

ビル・ゲイツとメリンダ・ゲイツがスーザン・デスモンド・ヘルマンをゲイツ財団のスタッフに紹介(@melindagates経由)
ビル・ゲイツとメリンダ・ゲイツがスーザン・デスモンド・ヘルマンをゲイツ財団のスタッフに紹介(@melindagates経由)

デズモンド・ヘルマン氏は、UCSFの教授時代にウガンダがん研究所で2年間働き、HIV/AIDSとがんを研究していた。この経験は、ゲイツ財団のポストに就く候補者としての彼女の強みとなると思われる。

「ビルとメリンダから与えられた機会を光栄に思います。世界で最も弱い立場にある人々の生活を改善するという、明確で明確な使命を掲げ、ダイナミックで野心的な組織に参加できることを大変嬉しく思います」と彼女はプレスリリースで述べた。

デズモンド・ヘルマン氏は、UCSFでの職務に加え、Facebookとプロクター・アンド・ギャンブルの取締役も務めています。5月にゲイツ財団での正式な職務開始予定です。