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ボストンのノースイースタン大学はシアトルに新キャンパスを建設することを計画、IT市場は未開拓と主張

ボストンのノースイースタン大学はシアトルに新キャンパスを建設することを計画、IT市場は未開拓と主張

ジョン・クック

ボストンのノースイースタン大学は、まもなく北西部に拠点を見つけるかもしれない。創立113年の私立大学である同大学は、シアトルに新たな分校を設立する計画だ。

同大学の広報担当者は、キャンパスの場所や開設時期についてほとんど詳細を明らかにしなかったが、ノースイースタン大学のショーン・ギャラガー氏はシアトル・タイムズ紙に対し、新キャンパスでは情報保証、健康情報学、コンピュータサイエンスの修士課程に重点を置く予定だと語った。

「雇用主側は、既存の教育機関から輩出される卒業生の数だけでは、有能な労働力を見つけることができない」とギャラガー氏はタイムズ紙に語った。

ノースイースタン大学は今週、ノースカロライナ州シャーロットに同様の分校を開設した。同校にとってマサチューセッツ州以外での初めての拡張となる。

シアトル地域のテクノロジー企業は、熟練した専門職の人材獲得に躍起になっています。Facebook、Zynga、Salesforce.comといった企業がシアトル地域での事業を強化する中、シアトル州の既存の公的機関では十分な数の熟練した開発者やプログラマーを輩出できていないと嘆く声も上がっています。

EMCのアイシロン部門は先月、200人を追加雇用する計画を発表しました。その多くは高給の技術職です。Amazon.comは第3四半期に8,000人を追加雇用し、現在従業員数は5万人を超えています。

一方、ワシントン大学、ウェスタンワシントン大学、その他の州立大学は、ますます大きな圧力にさらされている。5月には、ウェスタン大学がコンピューターサイエンス学部の閉鎖をちらつかせたことで、ワシントン州のテクノロジーコミュニティは大騒ぎとなった。