
ダラス・カウボーイズのオーナーは、シアトル・シーホークスを買収するためにジェフ・ベゾスを「おんぶ」するつもりだ
カート・シュロッサー著

先週ポール・アレン氏が亡くなったことを受け、この億万長者が保有する多岐にわたる資産の行方についてはまだ多くのことを知るには時期尚早だ。そして、マイクロソフトの共同創業者が所有していた2つのプロスポーツチーム、シアトル・シーホークスとポートランド・トレイルブレイザーズに関しては、今のところファンが抱いているのは、誰が後を継ぐのかという憶測だけだ。
ジェフ・ベゾスがシーホークスのオーナーになることに興味を持つとは考えにくい。NFLが将来火星で試合をするチームを探しているのでなければの話だが。しかし、少なくとも1人のチームオーナーは、アマゾンCEOのベゾスがシーホークスのオーナー候補として最適だと考えているようだ。
ダラス・カウボーイズのオーナー、ジェリー・ジョーンズは、スポーツ・イラストレイテッド誌のマンデー・モーニング・クォーターバックのジェニー・ヴレンタス記者に対し、シーホークスがシアトルにいないことは想像できないと語った。そして、誰がチームをシアトルに留められるのか、熱心に考えている。
ジョーンズはベゾスについて「彼のような人なら、NFLに連れて行くために私が背負ってあげるよ」と語った。
世界一の富豪がNFLのオーナーに加わることは、確かに魅力的だ。AmazonはすでにNFLへの参入に関心を示しており、「サーズデーナイトフットボール」のストリーミング配信権獲得に数百万ドルを費やしている。
NFLコミッショナーのロジャー・グッデル氏は先週、リーグの2018年秋季会議で、シーホークスのオーナーシップの将来については直ちに議論されていないと述べた。
「現時点でそのような議論をするのは不適切だと考えています」とグッデル氏は述べた。「シーホークスは計画を立てています。ポール・アレンも計画を立てていました。適切な時期に、それらの計画について議論されるでしょう。」
アレンは1996年にシーホークスを買収し、チームをシアトルに残すことで南カリフォルニアへの移転を回避した。シーホークスは2014年に初のスーパーボウル優勝を果たした。