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研究室にグリーン認証を与えるスポケーンのスタートアップが500万ドルを調達

研究室にグリーン認証を与えるスポケーンのスタートアップが500万ドルを調達

リサ・スティフラー

写真はUnsplashの米国疾病予防管理センター(CDC)によるものです。

世界中の約3,800の研究所の環境の真正性を検証するスタートアップ企業であるインパクト・ラボラトリーズは、その取り組みを拡大するために約500万ドルの資金提供を発表した。

ワシントン州スポケーンに本社を置く同社は、非営利団体My Green Labの商業部門です。My Green Labは、資源集約型の研究室研究のための国際的な持続可能性基準を策定し、科学者や研究機関が環境への影響を軽減できるよう支援しています。

Impact Laboratoriesは、My Green Lab認証の第三者検証を提供し、参加者がこれらの成果を達成・維持するためのソフトウェアを提供しています。また、実験室の化学物質、機器、備品の持続可能性を評価するACTラベルの使用もサポートしています。このスタートアップは、学術機関、バイオテクノロジー、製薬業界の研究室にサービスを提供しています。

より環境に配慮した事業運営を追求することは環境に利益をもたらし、廃棄物やエネルギー使用の削減、その他の効率化を通じてコスト削減につながると支持者らは主張する。

「今回の投資は、科学が持続可能性を統合する方法における極めて重要な変化を示している」とインパクト・ラボラトリーズとマイ・グリーン・ラボのCEO、ジェームズ・コネリー氏は声明で述べた。

このスタートアップ企業は、44カ国以上の40以上の主要研究機関と協力しているという。

シリーズAラウンドは、スポケーン・エンジェル・アライアンス、タコマ・ベンチャー・ファンド(TVF)、ラボXメディア、グリーンハウス・キャピタル・パートナーズを含む投資家コンソーシアムが主導した。

スポケーン・エンジェル・アライアンスの創設者兼CEOであるトム・シンプソン氏は、この資金調達ラウンドはワシントン州東部の成長中のテクノロジー拠点にとっての勝利だと述べた。

「インパクト・ラボラトリーズのような企業がスポケーンから世界規模で成長していく様子は、私たちのスタートアップ・エコシステムと投資コミュニティが新たなレベルの成熟に達したことを示している」とシンプソン氏は語った。

ハーバード大学とライカマイクロシステムズで働いていた研究科学者アリソン・パラダイス氏は、2013年にMy Green Labを設立した。