
今週のアプリ: 鍵をデジタルでバックアップする鍵屋アプリ「KeyMe」
ジェームズ・リズリー著

コンピュータはTime MachineとBackblazeでバックアップしています。紙の書類はEvernoteでバックアップしています。そして今は、鍵もKeyMeでバックアップしています。鍵の写真を撮るだけでクラウドに保存されるので、次に鍵を閉め出されてしまった時もすぐに使えます。
デジタル保存された鍵で、鍵のかかったアパートにどうやって戻れるのか不思議に思うかもしれませんが、アプリはほんの一部に過ぎません。KeyMeは、地元の鍵屋が新しい鍵を作るためのコードを生成してくれます。また、KeyMeのキオスクが近くにある場合は、ロボットに鍵を作ってもらうこともできます。
災害に備えたい方、あるいは鍵屋に行く時間がない方のために、KeyMeはオンデマンドで鍵をカットし、郵送でお届けします。また、このサービスでは友人や家族と鍵を共有することもできます。猫に餌をあげるために隣人に鍵を預け忘れた? オンデマンドでカットする鍵のデジタル版をメールで送ってください。

デジタルキーチェーンに鍵を追加するには、キーホルダーから鍵を外し、白紙の上に置いてください。片面、そしてもう片面を写真に撮ると、KeyMeが解析を行い、鍵の再作成に必要な情報を収集できるかどうかを確認します。KeyMeは、次に鍵を閉め出されてしまった時のためにその情報を保存します。
KeyMeは、住宅やオフィスから南京錠や郵便受けまで、主要な鍵の種類を網羅し、約85%の鍵に対応しています。キオスクでは車の鍵のコピーも作成できますが、アプリには保存されません。
iOSアプリは無料で、KeyMeを使えば好きなだけ鍵を保存できます。標準の鍵1個を郵送する場合、送料は3.50ドル、追加の鍵は1個につき30%割引になります。スポーツチームや国旗などのデザインがプリントされた鍵も追加料金で入手できます。鍵屋に新しい鍵を作るための暗証番号は10ドルと少し高めですが、午前2時に鍵屋を呼ぶよりははるかに安いです。