
Concur、営業担当者が見込み客を見つけるのに役立つTrip Maximizerを発表
エヴァン・セレック著
レドモンドに拠点を置くConcurは、出張者の旅費や接待費の管理を支援することで知られています。今回、Trip Maximizerを追加することで、同社はさらに一歩進み、営業担当者が顧客を探し出し、コミュニケーションを取るのを支援しようとしています。
新しいTrip Maximizerサービスの仕組みは次のとおりです。ユーザーはSalesforce Sales Cloudに最初の旅行計画を入力すると、旅行中に見込みのある販売機会の提案が表示されます。旅行者が旅行に販売機会を追加することを決定したら、数回クリックするだけで旅程に追加され、接続されたカレンダーにも表示されます。このサービスの目的は、膨大な数のメールをやり取りする必要性をなくし、別々のアプリケーションを何度も切り替える手間を省くことです。
Trip Maximizerはそれだけではありません。コネクテッドクラウドのソーシャル機能に加え、予定されている会議周辺の飲食店のおすすめも提供します。同じ時間に同じエリアにいる同僚がいる場合は、Salesforce Chatterを通じて関連する旅行の詳細情報が通知され、従業員間のコラボレーションを最大限に高めます。
企業がビジネスのソーシャル面、特に出張の多い従業員に焦点を当てているのは興味深い点です。イベントを簡素化し、同僚や他の営業担当者、さらには食事の機会にも繋がるようにしたことは、正しい方向への大きな一歩です。ソーシャル要素が加わることで、サービスがより利用しやすくなるように思います。
Concurは、Salesforce.comが主催する本日のDreamforce 2012イベントにて、Trip Maximizerを展示します。このサービスは年末までにConcurforceのすべてのお客様にご利用いただけるようになる予定です。また、Concur Connector for Salesforce経由でもConcurのお客様にご利用いただけるようになります。Concurforceは、Salesforce.com向けに設計された出張・経費管理サービスです。