
アマゾンは、独自の「Nova」を発表した翌日、新しいAIモデルマーケットプレイスでベッドロックを拡張した。
トッド・ビショップ著

ラスベガス — アマゾンのアンディ・ジャシー最高経営責任者(CEO)は昨日、自社開発のNova人工知能モデルを発表し、同社は自社のモデル以外にも幅広いモデルの選択肢を提供することに引き続き注力していくと強調した。
今朝の Amazon Web Services re:Invent カンファレンスで、同社はその取り組みをさらに強化し、コアとなる Amazon Bedrock 生成 AI マネージドサービスに Luma AI と Poolside の新しい AI モデルを追加しました。
Amazonは、Bedrockで既に利用可能なモデルに加え、主要プロバイダーが提供する専門的な基盤モデルへのアクセスを顧客に提供する新しいBedrock Marketplaceを発表しました。例としては、生物学や独自のビジネスアプリケーションといった特殊なユースケース向けのモデルが挙げられます。
目標は「統一されたエクスペリエンスを通じて、これらの新興および特殊モデルを発見およびテストすることで、開発ワークフローを効率化すること」だと、Amazon の AI およびデータ担当副社長である Swami Sivasubramanian 氏は、水曜日の朝の re:Invent 基調講演で聴衆に説明した。
アマゾンは、マーケットプレイスを通じて100以上のモデルが入手可能になると述べた。
BedrockはAmazonの広範なAI戦略の重要な部分であり、HuggingFaceやGoogleのVertex AIといったサービスと競合しています。Amazon、Google、Microsoftといった主要クラウドプラットフォームは、AIを成長の原動力として活用し、コアクラウドサービスと連携した様々な新しいAIサービスやツールを提供しています。
AmazonのNovaは、当初はBedrockで利用可能となり、サードパーティ製のモデルも6種類用意される。これらのモデルは、テキストのみの「マイクロ」モデルから動画生成用のハイエンドモデルまで多岐にわたる。AWSの元CEOであるジャシー氏は昨日、Amazonが新しいモデルを社内利用のために開発し、その後一般公開することを決定したと説明した。
AWSのCEO、マット・ガーマン氏は月曜日の朝、年次会議の開会の辞で、AI推論はコンピューティング、ストレージ、データベースサービスと並んで、AWSの顧客にとって第4の構成要素として台頭していると語った。