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バブル2.0:インフォグラフィック

バブル2.0:インフォグラフィック

ジョン・クック

テクノロジー市場のバブル的な状況については、これまで何度も記事を書いてきました。そして、今日、赤字続きのオンラインラジオサービスPandoraが30億ドルの評価額で上場したこと、そして先月、マイクロソフトがSkypeを85億ドルで買収することに合意したことで、バブルの話題は一気に注目を集めました。さて、Udemyのスタッフが、このバブルの状況を客観的に捉える分かりやすいインフォグラフィックを作成しました(下記参照)。

以前にも指摘したように、今回のバブルは、売上高がほぼゼロで巨額の損失を抱えていた企業が株式公開市場で株価を付けることができた前回のバブルとは異なります。少なくとも今回のバブルでは、上場する企業の中には、かなりの売上高(場合によっては利益)を上げている企業もあります。少なくとも今のところ、バブルの話題はFacebook、Twitter、Groupon、Zyngaといった少数の企業によって牽引されています。

また、このインフォグラフィックでは、1999年と2000年の第一次ドットコムバブル期のベンチャーキャピタル投資額と現在の水準を比較していません。現在の投資ペースでは、米国におけるベンチャーキャピタルの投資額は約300億ドルと予想されています。これは2000年の1010億ドルとほぼ同額です。

もちろん、過去10年間でベンチャーキャピタル市場は変化しました。しかし、それでも、これほどのバブルは二度とないだろうと思います。もちろん、バブルには様々な形や大きさがあり、今回のバブルは単に特徴が異なるだけかもしれません。今後数ヶ月でどのように形作られていくのか、見守っていく必要があるでしょう。

GeekWire の以前の記事:「世論調査: マーク・アンドリーセンはバブルは存在しないと考えている: あなたはどう思う?」


UdemyのColumn Five経由