
クレイ社、英国研究評議会と3000万ドルの契約を発表
クレイ社、英国研究評議会と3000万ドルの契約を発表
ブレア・ハンリー・フランク著
スーパーコンピュータメーカーのクレイは、英国の新しい国立コンピューティング施設に自社の XC30 スーパーコンピュータ 1 台を設置する契約を英国の工学物理科学研究会議と締結したと発表した。
「我々の主な目標の一つは、英国の研究者が重要な、壮大な挑戦となる問題の解決に貴重な貢献をする能力を高めることであり、クレイXC30スーパーコンピュータはこうした取り組みを支援する強力なツールとなるだろう」とEPSRCの最高経営責任者(CEO)デビッド・デルピー氏はプレスリリースで述べた。
Cray社製の最高性能スーパーコンピュータであるXC30は、スコットランドのエディンバラ大学を拠点とする新しい高性能コンピューティングセンターであるARCHER施設に設置されます。さらに、Cray社はSonexionストレージシステム1台と、その機器の保守サービスも提供します。Cray社のプレスリリースによると、この契約により、シアトルに拠点を置くスーパーコンピュータメーカーである同社は3,000万ドルの収益を得る見込みです。
この契約は、前四半期に760万ドルの純損失を計上したクレイにとって朗報です。クレイの第2四半期決算は来週発表される予定です。
GeekWireの以前の記事: Crayがわずか50万ドルの空冷式スーパーコンピュータを発表