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クレイグ・マッコーが支援するペンドレルが大規模な特許購入

クレイグ・マッコーが支援するペンドレルが大規模な特許購入

ジョン・クック

ネイサン・ミアボルド氏のインテレクチュアル・ベンチャーズは、シアトル地域で最もよく知られている特許保有企業かもしれない。しかし、シアトルの別の裕福な技術者と繋がりを持つ別の企業が、その地位を確立し始めている。

カークランドに本社を置くペンドレル社(旧ICOグローバル・コミュニケーションズ)は本日、通信業界の億万長者クレイグ・マッコー氏が率いる米国および外国の特許1,300件を最近取得したと発表した。これらの特許は、携帯電話からビデオストリーミング、セキュリティ、eコマースソフトウェアまで、様々な技術に関連している。

「これらの特許は、今後何年にもわたって重要となる技術分野におけるペンドレルのポートフォリオを大幅に強化します」と、クリアワイヤの元CEOで現在ペンドレルを率いるベン・ウォルフ氏は述べています。「当社は、パートナー、顧客、そして株主に利益をもたらす重要な戦略的イノベーションの権利を取得することに注力してきました。当社が取得した発明は、現在、携帯電話、タブレット、コンピューター、コンシューマーエレクトロニクスの大手メーカー、オンライン小売業者、コンテンツプロバイダー、インフラベンダー、ネットワーク事業者など、幅広い企業で活用されています。」

ペンドレルは、特許を誰から購入したか、またいくら支払ったかについては詳しく明らかにしなかったが、「米国、欧州、アジアの大手テクノロジー企業」との5つの個別の取引を通じて特許を取得したと述べた。

インテレクチュアル・ベンチャーズに加え、ペンドレルはアカシア・リサーチ・コーポレーション、コラーIPマネジメント、ロヴィ、RPXなどとも競合している。昨年衛星通信事業を売却した上場企業は、12月31日時点で38人の従業員を抱えている。クレイグ・マッコー氏の投資会社イーグル・リバーは、同社の議決権付き株式の65%を保有している。