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プラネット・ラボはグーグルの衛星画像子会社テラ・ベラを買収すると発表

プラネット・ラボはグーグルの衛星画像子会社テラ・ベラを買収すると発表

アラン・ボイル

スカイサット衛星
テラベラ社のスカイサット衛星が軌道上にある様子を描いたアーティストの構想図。(テラベラのイラスト)

プラネット・ラボは、グーグルがテラ・ベラ衛星画像事業とスカイサット衛星群を5億ドルで買収してから3年も経たないうちに、同社がテラ・ベラ衛星画像事業とスカイサット衛星群を買収する契約を締結したと発表した。

買収の金銭的条件は発表されていない。

この契約には、サンフランシスコに拠点を置くプラネットがグーグルに衛星データを販売する複数年契約が含まれている。

「我々は長い間、テラベラのチームの成果を賞賛してきました。7基の高解像度衛星からなるスカイサット衛星群は、プラネットの既存の中解像度60基の衛星群と非常に補完的であると考えています」とプラネットの共同創業者兼CEOのウィル・マーシャル氏は本日の発表で述べた。

Terra Bella の衛星は、地球上の特定の地域の写真をピクセルあたり 1 メートル以上の解像度で撮影します。一方、Planet の Dove 衛星は、3 ~ 5 メートルの解像度で地球全体をカバーします。

マーシャル氏は、テラベラ社の従業員数名が業務を継続するためにプラネット社に入社すると述べた。

「テラベラの熱意と高周波衛星画像撮影の強みを共有する企業を考えたとき、プラネットは自然な選択でした」と、グーグルのプロダクトおよびエンジニアリング担当副社長、ジェン・フィッツパトリック氏は語った。

テラベラは2014年にグーグルに買収される前はスカイボックス・イメージングとして知られていた。

プラネットの360人以上の従業員のほとんどはサンフランシスコで働いているが、創業6年のこのスタートアップ企業はドイツ、カナダ、オランダ、ワシントン州ベルビューにもオフィスを構えている。昨年末に開設されたベルビューオフィスは、衛星画像を配信するためのソフトウェアプラットフォームの開発に注力している。

シアトル地域のその他の衛星ベンチャーとしては、独自の地球画像衛星群を構築中のスペースフライト・インダストリーズとその子会社ブラックスカイ、そして地球観測用のセレス衛星の開発に取り組んでいるプラネタリー・リソーシズなどがある。

Spaceflight は競争相手であることに加えて、Planet の打ち上げ促進者としても機能しています。