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歯科医師向けマーケティング自動化ソフトウェアメーカーのLegworkが1700万ドルを調達

歯科医師向けマーケティング自動化ソフトウェアメーカーのLegworkが1700万ドルを調達

ナット・レヴィ

ワシントン州ウェナッチーのスタートアップ企業で、歯科医院に特化したマーケティング自動化ソフトウェアを開発する Legwork が、1,700 万ドルの資金を調達した。

Legworkのソフトウェアプラットフォームは、歯科医院向けのマーケティングツール、データ、患者とのコミュニケーションを統合します。これにより、歯科医院は患者の獲得と維持を容易にし、口コミや紹介を促進し、既存患者へのフォローアップを行うことができます。

「レッグワークは、いわゆる『300ドルマーケティングの罠』を解決することを目指しています」と、レッグワークの共同CEOであるコーリー・コルフィアティス氏は声明で述べています。「マーケティング関連のソフトウェアやウェブプラットフォームはほぼすべて、平均で月額300ドルかかります。しかし、これらのシステムを単独で、あるいは他の断片的なソリューションと組み合わせても、歯科医院の患者エンゲージメントのニーズを完全に解決することはできません。」

このラウンドをリードするのは、ニューヨークとサンフランシスコにオフィスを構え、急成長中のソフトウェアおよびインターネット企業への17億ドル以上の投資を運用するグロース・エクイティ投資会社、Level Equityです。Level Equityのパートナーであるチャールズ・チェン氏は声明の中で、患者体験は医療、特に歯科において最も重要であり、Legworkは「歯科医院が患者と効果的に関わることを可能にする」と述べています。

レッグワークは設立から12年が経ちますが、近年成長が加速しています。同社は過去2年間で売上高が倍増し、2019年もさらに倍増するペースにあると述べています。

レッグワークは、今回の調達資金を既存ソフトウェアの改良と新製品の開発に充てる予定です。最新リリースは、Patient Experience Insightsと呼ばれる、新たな「フラッグシップ」となるレビュー・紹介管理プラットフォームです。

このシステムは、ネット・プロモーター・スコアリング・システム(NPS)を用いて患者の感情を測定し、オンラインレビューや紹介を生成します。また、ネガティブな体験をした患者を特定し、歯科医院に改善に必要なデータを提供します。