
Nextcast: SpaceCurve CEO ジョン・スリッツ氏がビッグデータが世界を変える理由を語る
ジェフ・ディッキー著
「ここ数年の合言葉はビッグデータです」と、SpaceCurveのCEO、ジョン・スリッツ氏は語る。そしてビッグデータの問題は、「その大きさにあります」。だからこそ、スリッツ氏と彼のチームは、ビッグデータを理解し、応用することを可能にする技術の開発に取り組んでいるのだ。
マーケティング、データ、ユーザー行動の理解に長年携わってきたスリッツ氏は、SpaceCurve のチームが現在利用可能な新しいテクノロジーを最大限に活用して、個人、企業、さらには政府の生活をより良くできることを願っています。
同社は昨年夏、Triage Ventures、Reed Elsevier Ventures、Divergent Venturesから1,000万ドルの資金を調達しました。以下は、Slitz氏との議論の続きです。
Vimeo の Nextcast から、SpaceCurve の CEO である John Slitz 氏による Nextcast。
- スリッツ氏は、彼のチームが膨大なデータ処理能力を変革する大きなアイデアを思いついたと述べています。「それが鍵です。物事をより簡単に、より速く、そしてより安くすることができれば、経済に真に活力を与える何かが生まれるのです。」(8:00)
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スリッツ氏がSpaceCurveの仕事に最も興奮しているのは、現在進行中のプロジェクトではなく、まだ想像もできないような可能性だ。彼は、誰かがオフィスのドアをくぐり抜け、その独創性で彼を驚かせる日を待ち望んでいる。「私が最も興奮するのは、この高速に流れるソーシャルデータを、他の種類のデータと照らし合わせて分析できる点です。」(9:00)
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「自分が何になりたいのか明確な目標を持っている人は本当に恵まれている、といつも思っていました」とスリッツは語る。しかし、彼の歩む道は必ずしも平坦なものではなかった。不況のさなかに大学を卒業し、IBMでタイプライターを販売する仕事に就くまでに70もの面接を受けた。「それが唯一就けた仕事だったんです」とスリッツは言いながらも、「人生で一番幸運だったかもしれません」と付け加えた。(10:20)
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「マネージャーとして一番難しいのは…(最高の人材を)雇って、彼らに最高の力を発揮してもらうことです」とスリッツ氏は言います。彼はさらに、これまでのキャリアで出会った中で最も優秀な人たちと仕事をしており、自分が専門知識を持たない決定を下したとしても、彼らを信頼することを学ばなければならなかったと付け加えます。「正しいことをしてくれる人を信頼しなければならないのです。」(14:00)
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「停滞よりも行動の方が大切だ」とスリッツ氏は言う。何かを後回しにするよりも、決断を下すことは常に良いことだ。「物事を勢いという観点から考えよう」と彼は助言する。「誰もが携帯電話を持ち、誰もが写真を撮っている。そして、それらすべてを見て、即座に調整し、そこから実用的な情報を引き出すことができれば、それがマーケティングキャンペーン、プロモーション、諜報活動、軍事作戦、警察活動など、何であれ、世界は完全に変わるだろう。」(24:45)
Nextcastの創設者、ジェフ・ディッキー氏は、テクノロジー、ビジネス、そして哲学に情熱を注いでいます。彼は、レドモンドに拠点を置くクラウドおよびビッグデータインフラ企業Redaptで、クラウドおよびビッグデータソリューション担当シニアバイスプレジデントを務めています。[編集者注:GeekWireは、Nextcast起業家インタビューシリーズを制作するジェフ氏と提携できることを誇りに思います]。過去のインタビューはこちら。