
DellはWindows 8ベースのタブレットでiPadに挑戦しようとしている
ジョン・クック著

タブレット市場におけるAppleのリードは、特に先週発売された最新iPadの登場で、覆すことのできないものに思えるかもしれない。しかし、Dellにはそんなことは言わないでおこう。
大手コンピューターメーカーの幹部は本日、ロイター通信に対し、デルは今年後半にマイクロソフトのウィンドウズ8をベースにした新型タブレットを発売する予定であると語ったと報じられた。
「Windows 8のベータ版で確認できたタッチ機能には非常に期待しています」と、デルの最高商務責任者であるスティーブ・フェリス氏はロイター通信に語った。フェリス氏は、同社のタブレット計画について今後さらに発表する予定だと付け加え、「この市場が閉ざされているとは思っていません」と付け加えた。
デルは昨年、Androidベースのタブレット「Streak」の発売を中止した。しかし、フェリス氏はロイター通信に対し、GoogleのモバイルOSを搭載した新型タブレットについても再検討する可能性があると語った。
コンピュータユーザーがデスクトップパソコン1台ではなく、複数の接続デバイスを使用する傾向が強まるにつれ、タブレット市場はマイクロソフトにとってますます重要になっています。実際、AppleのCEO、ティム・クック氏は最近、タブレットの販売台数はデスクトップパソコンを上回ると予想していると述べています。
「PC業界の終焉を予測しているわけではありません」とクック氏は先月述べた。「私はその考えに賛同しません。ただ、これまでの状況から判断すると、iPadは一部のMacと、さらに多くのWindows PCを食い尽くしていると考えています。食い尽くす可能性のあるWindows PCはMacよりもはるかに多く、それは私たちにとってプラスです。そして、タブレット全般がPCを食い尽くすと考えています。」
GeekWireの以前の記事:iPadがビジネス界で台頭する中、マイクロソフトがWindows 8でビジネスアプリをプレビュー