
収益性の高いカメラメーカーGoProがIPOを申請、最大1億ドルの調達を目指す
テイラー・ソパー著
人気のウェアラブルカメラメーカーGoProは本日、IPOを申請し、最大1億ドルの資金調達を目指し、NASDAQで「GPRO」として取引される。
本日提出されたS-1書類によると、創業12年のこの企業は2013年に9億8,570万ドルの収益をあげた。これは2012年の5億2,600万ドル、2011年の2億3,420万ドルから増加している。昨年385万台のカメラを出荷したGoProは、2013年の純利益も6,060万ドルと、前年の3,230万ドルから増加したと報告している。
しかし、2014年第1四半期までに同社は2億3,570万ドルの収益を上げたが、これは2013年第1四半期の2億5,500万ドルからは減少している。利益も2013年第1四半期の2,300万ドルから今年は1,100万ドルに減少している。
しかし、GoProはS1提出書類の中で、「当社は今後も過去と同じペースで成長し続けることは予想しておらず、最近の期間の収益性は将来の業績を示すものではない可能性がある」と述べている。
GoPro の財務状況は次のとおりです (クリックして拡大)。
GoProのIPOのニュースは、ユタ州に拠点を置く小規模なライバル企業Contourがウェアラブルカメラ市場への再参入を模索しているさなかに報じられた。同社は8月に突然閉鎖されたが、その後、投資家の一社であるソルトレイクシティのClarke Capital Partnersから190万ドルを超える入札で買収された。
Contourは最近、Appleの元ワールドワイド再販事業部長であるダニー・リセンコ氏を新CEOに任命し、2004年にシアトルでMarc Barros氏と共にContourを設立したJason Green氏を最高技術責任者(CTO)に復帰させた。Green氏は、同社の製品開発拠点が集中するシアトルを拠点に業務を行っている。
Contour は、特に IPO が迫っていることから、GoPro との厳しい競争に直面していますが、新しいモデルを市場に投入するために懸命に取り組んでいます。
「私たちは最高の製品を持っています」と、リセンコ氏は2月に私たちに語り、そのフォームファクター、回転レンズ、そして瞬時に起動する体験を挙げました。「これらはすべてユーザーが気に入っている機能です。ただ、顧客にもっと効果的に伝え、Contourがどんな製品なのかを知ってもらう必要があります。」
ウェアラブルカメラの話が出たついでに、このGoProの動画もぜひ見てください。YouTubeで一番好きな動画の一つです。