
アマゾンがベイエリアに新たな書店をオープン
カート・シュロッサー著

アマゾンは、実店舗型書店の次の出店場所を決定した。
イーストベイ・タイムズ紙の報道によると、アマゾン・ブックスはカリフォルニア州ウォルナット・クリークに進出する予定で、ベイエリアのブロードウェイ・プラザに店舗を構えるという。アマゾンは現在、シアトル、ポートランド、サンディエゴに書店を展開している。

タイムズ紙は、アマゾンの広報担当者サラ・ゲルマン氏が、このオンライン小売大手が高級ショッピングセンター内の店舗で従業員を募集していることを確認したと報じた。同社は店舗の規模や開店予定時期については明らかにしていない。
Amazon Booksの最初の実店舗は、2015年11月にシアトルのユニバーシティビレッジにオープンしました。この店舗では、Amazonのウェブサイトでも販売されている高評価の書籍を販売しています。Kindle、Echo、Fire TV、FireタブレットなどのAmazonハードウェアも購入可能で、「デバイスの専門家が質問に答え、製品の使い方を実演します」と書かれています。GeekWireは1年前にこの店舗を視察し、その体験を大成功と評価しました。
ニューヨーク・タイムズ紙の記事によると、サンフランシスコは独立系書店にとって素晴らしい街として知られていますが、ウォルナット・クリークでは昨年バーンズ・アンド・ノーブルが撤退したため、より一般向けの書店が必要でした。市内唯一の独立系書店を経営するローレル・スワン氏は、「アマゾンが参入したのは、この地域に新しい本のニーズがあると判断したからです」と述べています。
スワン氏はニューヨーク・タイムズ紙に対し、自身の店とアマゾンは「全く異なるもの」であるため、アマゾンをスワンズ・ファイン・ブックスにとって脅威とは考えていないと語った。
サンフランシスコ・クロニクル紙もアマゾンの計画について報じ、同社がシカゴ、ボストン地域(2か所)、ニュージャージー、ニューヨーク市に近々店舗をオープンする計画だと伝えた。