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モバイルマーケティング会社Lencoがシアトルを新本社に選定

モバイルマーケティング会社Lencoがシアトルを新本社に選定

ジョン・クック

レンコ・モバイルは、カリフォルニア州サンタバーバラからシアトルのパイオニア・スクエア地区に本社を移転しました。これは、この地域の技術系人材の発掘を目的として、カリフォルニア州に拠点を構える一連の企業の中で、最新の動きです。モバイルマーケティング企業であるレンコは上場企業であり、昨年の第3四半期の売上高は280万ドルでした。これは2010年の同時期と比較して359%増ですが、2011年第3四半期には3200万ドルの純損失を計上しました。

さらに同社は、Giant CampusとEscapiaの元CFOであるクリス・デュークロウ氏を最高財務責任者(CFO)に​​任命した。彼はトム・バンクス氏の後任となる。これは、3ヶ月前に51歳の弁護士マット・ハリス氏がCEOに就任したことに続くものだ。ハリス氏はワシントン大学卒で、iLoop、Volantis Systems、Metrowerks、Embedixの最高経営責任者を務めた経歴を持つ。

Lencoは12月にiLoopを買収し、それと同時に本社を100 South King Streetに移転した。

本社移転に加え、レンコのマイケル・レビンソン会長は今年後半にシアトルに移転する予定だ。

本社移転に何人の人が関わっているのか、またレンコのこの地域における成長計画はどのようなものなのかは不明です。レンコにはメールで問い合わせており、詳細が分かり次第、更新します。

Lencoは、テキストメッセージを含む様々なチャネルを通じて、企業のモバイルマーケティングキャンペーンの実施を支援しています。1999年にShochet Holdings Corporationとして設立され、2008年からモバイル広告事業を展開している同社は、英国、メキシコ、コロンビア、シンガポール、ニュージーランド、中国、韓国、オーストラリア、南アフリカでも事業を展開しています。

最新情報:デュークロウ氏はGeekWireに対し、同社がシアトルを選んだのは「モバイル分野には優れた技術・ビジネス人材がいる」からだと語った。同社は現在、米国で約50名、海外で約60名の従業員を抱えている。シアトルの従業員はわずか4名だが、4月末までに10名に増員する予定だ。