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シアトルに新たな物流スタートアップが登場:Convoyのベテランがトラック輸送分析に取り組むため240万ドルを調達

シアトルに新たな物流スタートアップが登場:Convoyのベテランがトラック輸送分析に取り組むため240万ドルを調達

テイラー・ソパー

GoodShipの共同創設者、ライアン・ソスキン氏(左)とデビッド・ツァイ氏。(GoodShipの写真)

新たな資金調達:シアトル地域のトラック輸送分析スタートアップ企業 GoodShip は、Fuse が主導し、Cercano Management、Flexport Fund、Innovation Endeavors、Sope Creek Capital などのエンジェル投資家が参加したラウンドで 240 万ドルを調達しました。

創業者のライアン・ソスキンとデビッド・ツァイは、ビル・ゲイツとジェフ・ベゾスが支援するシアトルのトラック輸送マーケットプレイス企業、コンボイの初期従業員兼リーダーでした。ソスキンは、UPSが18億ドルで買収したコヨーテ・ロジスティクスで運送業の営業マネージャーも務めていました。ツァイは以前、モバイルゲーム開発のスタートアップ企業を設立していました。

事業内容: GoodShipは荷主向けに分析ソフトウェアを販売し、契約、トラック輸送実績データ、価格情報などに関するスプレッドシートやメールからサイロ化されたデータを集約する支援を行っています。その目的は、特に不安定な市場環境において、効率性の向上、データ分析の合理化、そして「サプライチェーンの俊敏性」を提供することです。同社は荷主から収益を得るだけでなく、運送業者向けのソフトウェアも開発しています。GoodShipは従業員5名で、ソスキン氏が拠点を置くナッシュビルに共同本社を置いています。

顧客:中規模から大規模規模の荷主、つまりトラック輸送を必要とする製品を扱う大手メーカーや小売業者。「このプラットフォームを活用することで、これまで不透明だった重要な洞察を得ることができました」と、Reser's Fine Foodsの輸送調達マネージャー、Nicole Schuman氏は声明で述べています。

ミッション:「荷主と運送業者が、契約業務をデジタルで、これまで以上に簡単かつ正確に調達、測定、最適化できるようにする。」

Convoyの「マフィア」:ソスキン氏とツァイ氏は、Convoyの元従業員数名からなるグループの一員で、シアトルでOutgo、Solo、Mystery、Common Roomなど、独自のスタートアップ企業を立ち上げています。また、Logixboard、Flexe、Shipium、Pipe17、Pandionといったシアトルの物流・配送テクノロジー系スタートアップ企業も増えており、Convoyもその1社です。

最後に、「デイビッドと私はこの業界で豊富な経験を積んでいます」とソスキン氏は語った。「長年にわたり、システムやプロセスを間近で見てきたことで、培ってきた秘訣や重要な洞察があります。それが、創業者の座に飛び込むという強い決意を私たちに与えてくれたのです。」