
アップルがナイキの幹部をメンバーに加える
アップルがナイキの幹部をメンバーに加える
ブレア・ハンリー・フランク著
ナイキでデジタル技術に取り組むのは、アップルのファームシステムで働くことに少し似ているように思え始めている。
9to5 Macの報道によると、Appleはベン・シェイファー氏を採用したという。シェイファー氏はNikeのイノベーションキッチン部門でスタジオディレクターを務めていた。イノベーションキッチンはNike+ FuelBandをはじめとするNike製品、特に最近ではFlyKnitシューズの開発を担当している。シェイファー氏は、先月Appleに入社したフィットネス界の権威であり、FuelBandの開発コンサルタントを務めたジェイ・ブラニク氏と合流することになる。
FuelBand の卒業生の雇用は Apple にとってそれほど驚くべき動きではない。同社の FuelBand ユーザーには、CEO の Tim Cook (Nike の取締役でもある) や元技術担当上級副社長の Bob Mansfield がいる。
マンスフィールド氏は最近、シニアバイスプレジデントの職を離れ、ティム・クック氏の直属となり、「特別プロジェクト」に携わることになった。シェイファー氏もマンスフィールド氏に加わり、ブラニク氏やサンローランの元CEOポール・デネーヴ氏と、何のプロジェクトかは不明だが、何らかのプロジェクトに携わる可能性が高いようだ。噂では、この特別プロジェクトチームの製品はスマートウォッチだとされているが、Appleは例のごとく、スマートウォッチの開発の有無については何も語っていない。