
任天堂はゲーム事業に注力しており、デジタル販売は増加傾向にある
テイラー・ソパー著
任天堂のWii Uの売上は低迷が続いているものの、デジタルゲームへの移行が同社の全体的な利益に貢献しているようだ。
任天堂アメリカCEOのレジー・フィサメィ氏はGamesIndustryに対し、デジタル販売が「急増している」と語った。3DS eShopで販売されている任天堂製ゲーム15タイトルのうち、売上の11%はデジタルダウンロードのみによるものだという。
デジタル販売の増加を示すため、フィサメィ氏は『ファイアーエムブレム 覚醒』を例に挙げ、同作の売上の33%がデジタル販売によるものだと説明した。また、3DSゲームの売上全体は、パッケージ版とデジタル版を合わせて昨年比55%増加していると述べた。
一方、任天堂のWii Uは、飛ぶように売れているわけではない。NPDによると、1月の販売台数はわずか5万7000台だったが、2月には任天堂全体の売上台数が40%増加した。これは確かに好調に聞こえるかもしれないが、NPDは1月を5週間とみなしているため、任天堂は1月には週あたり1万1400台を販売したことになる。Gamasutraの報道によると、40%増ということは、2月(NPDは4週間とみなしている)の販売台数が約6万4000台だったことを意味する。
NPDは今週後半に3月の数字を発表する予定だ。
フィサメィ氏はまた、次世代Xboxをリビングルームのエンターテイメントハブにすることを計画しているマイクロソフトとは異なり、同社はゲームのみに焦点を絞り続ける予定だと付け加えた。
任天堂アメリカはベルビューに本拠を置いています。
GeekWireの以前の記事: 任天堂がWii Uを宣伝し、Wiiよりも優れている点を説明