
Glassdoorが2000万ドルを調達、登録ユーザー数が1400万人を突破
ジョン・クック著
数万社の報酬データを集約するGlassdoorに、ついに報奨金が舞い込む。カリフォルニア州ソーサリートに拠点を置く同社は、元Expedia幹部のロバート・ホーマン氏が率い、Zillowの共同創業者リッチ・バートン氏が出資している。本日、DAG Ventures、Benchmark Capital、Sutter Hill Ventures、Battery Venturesから新たに2,000万ドルの資金調達を発表した。これにより、調達総額は4,220万ドルとなった。
同社はまた、登録ユーザー数が1,400万人を超え、2秒ごとに新しいユーザーがコミュニティに登録していることも発表した。
Expediaでホーマン氏と共に働いていたバートン氏は、これまで入手が困難だったデータの解放という自身の投資哲学に合致する企業の典型例としてGlassdoorを挙げている。これは、バートン氏がオンライン不動産事業においてZillowで成功を収めてきた哲学である。
Glassdoor は個々の雇用主の給与情報を収集しており、シアトルを拠点とする PayScale などの企業と競合している。
Glassdoorは急成長を遂げており、毎月1,300万人のユニークビジターが給与情報を閲覧しています。興味深いことに、これはZillowが4年間で達成したユーザーベースよりも大きな数字です(Zillowの第2四半期のユニークユーザー数は3,350万人でした)。
「職場の透明性の向上を原動力とするGlassdoorは、人々の仕事探しの方法、そして雇用主が優秀な人材を採用・維持する方法に変革をもたらしています」とホーマン氏はプレスリリースで述べています。「DAG Venturesと、私たちの尊敬すべきベンチャーキャピタルパートナーの皆様のおかげで、今回の資金調達ラウンドは、雇用業界に関わるすべての人々のために、さらに多くの製品とリソースを構築していく上で大きな力となります。」
Glassdoorは新たに得た資金を国際展開と新製品の開発に活用することを計画している。