
Skypeが友人同士がビデオ通話できるアプリ「Qik」をリリース
ブレア・ハンリー・フランク著
モバイルアプリ業界が今まさに抱えている問題の一つは、メッセージングアプリの過剰供給です。そして今、マイクロソフトはSkype Qikでこの流れに乗ろうとしています。Skype Qikは、友人同士がビデオメッセージを共有できるように設計されたアプリです。
このアプリのコンセプトは非常にシンプルです。ユーザーはこのサービスを使って友達に動画を送信し、友達も同じように返信することができます。Vineと、まあ、他のメッセージングアプリが融合したような感じです。
メッセージは個人の電話番号に紐付けられているため、電話帳に登録されている人なら誰にでもメッセージを送信できます。ただし、アプリをインストールしていない人には、インストールを促すメッセージが表示されます。仕組みを紹介した動画はこちらです。
Qik(「クイック」と発音)が他のアプリと一線を画す興味深い点は、「Qik Fliks」という機能の使用です。これは、動画を撮影する時間がない時に、ユーザーが反応として投稿できる、事前に録画されたリアクションGIFです。これは、この種のシステムで起こりがちな問題の一つを解決する、ちょっとした工夫のように思えます。
これは、メッセージングアプリにおける会話でより大きな役割を果たそうとするSkypeの継続的な取り組みの一環です。同社は最近、WhatsApp、Facebook Messenger、Lineといったアプリの人気が高まっていることを受け、デスクトップアプリをアップデートし、チャット機能をサービスの中心的な機能として位置付けました。
もちろん、このアプリは Microsoft が作成したものなので、現在 iOS、Android、Windows Phone で無料で利用できます。