
ウェアラブルカメラメーカーContourのマーク・バロス氏が退社、「新たな一歩を踏み出す時だ」と語る
ジョン・クック著

マーク・バロス氏は、マウンテンバイクやスノーボードなどのアクションスポーツで使用されるヘルメット装着型カメラを製造するシアトルの急成長企業コントゥア社のCEOを退任する。
バロス氏は「Moving On」と題したブログ記事の中で、会社に変化の時が来たと書いている。
「実家で事業を始めてから9年以上が経ったなんて信じられません」とバロスは書いている。「会社を設立するために、最初の5万ドルの融資の連帯保証人を叔父に緊張しながら頼んだ時のことを今でも覚えています。全てを失うことになるのか、それとも有意義な事業になるのか、全く想像もつきませんでした。」
Contourは確かに有意義な事業へと成長しました。ライバルのGoProに比べると規模は小さいものの、エクストリーム・アクション・スポーツの台頭を捉えています。昨年、Contourは Inc. 500リストで277位にランクインし、2011年の売上高は2,730万ドル、3年間の売上高成長率は1,303%でした。
「人生で最も難しい決断の一つです。会社には新しい人材と、様々な経験を持つリーダーが必要です」と、ワシントン大学のビジネスプランコンテストの一環として会社を設立したバロス氏は書いている。
同社が新しいリーダーを探している間、スティーブ・ムーア氏が暫定CEOを務めている。
「この会社には素晴らしい人材がいて、これからも素晴らしいことを続けていくだろうと私は確信しています」とバロス氏はGeekWireへのメールで述べた。
「今は世界中を旅して、他のスタートアップを支援しています」とバロス氏はブログに綴っている。「次の会社がどうなるかはまだ分かりませんが、自分はクリエイターだということを学びました。起業家であることは私の情熱であり、素晴らしい企業を築くことが私の運命なのです。」