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Microsoft Bing、ユーザーの検索履歴に基づいて検索結果を微調整へ

Microsoft Bing、ユーザーの検索履歴に基づいて検索結果を微調整へ

Microsoft Bing は、クエリの意図が明確でない場合にユーザーの検索履歴を考慮してどの結果を表示するかを決定する Adaptive Search という新機能の展開をまもなく開始すると発表しました。

この機能を発表するブログ記事で、同社はオーストラリアの検索を例に挙げています。ユーザーの検索履歴に基づいて、Bingはユーザーが旅行を計画しているのか、それともその名前の映画を探しているのかを判断し、その推測に基づいた結果を返すことができるようになります。

プライバシーへの影響:Microsoftによると、Bingはデフォルトで、ユーザーがサインインしていない場合は28日間、Windows Live IDを使用してサインインしている場合は18ヶ月間、ユーザーの検索履歴を収集します。ユーザーはBingの設定で検索履歴をオフにすることができます。詳しくは、こちらのMicrosoftヘルプページをご覧ください。

Search Engine Land は、これは「前のクエリ」と呼ばれる Google の機能に似ているようだと指摘しています。

その他の検索関連ニュースとしては、Google が今週、ITA Software の買収で獲得した技術を基にした更新されたフライト検索ポータルを公開した。

今週発表されたcomScore Networksの数字によれば、マイクロソフトとヤフーが米国の検索市場におけるグーグルの主導権を奪い続けており、この検索大手は8月の検索クエリの65%以下に落ち込んだ。