
Googleは新しい音楽サービスでレーベルを無視し、Amazon.comと同様の道を歩む
Googleは新しい音楽サービスでレーベルを無視し、Amazon.comと同様の道を歩む
ジョン・クック著
Amazon.comは、GoogleやAppleといったライバルに先んじて、クラウドベースの音楽サービス「Cloud Drive」を発表した。ユーザーがオンラインロッカーに保存した楽曲のライセンスを取得しないことで、音楽レーベルを軽視したのだ。そして今、Googleもこれに追随し、本日、同じくレーベルと提携しないクラウドベースの音楽サービスを発表した。「Music Beta by Google」という、あまり目立たない名前で運営されるこの新サービスは、ニューヨーク・タイムズ紙によると、Googleが数ヶ月前から音楽レーベルと権利取得について協議を続けてきたことを考えると、少々意外な結果となった。
しかし、Amazon の進出により Google は方針転換を余儀なくされたようだ。
本日のGoogle I/Oカンファレンスで発表される、招待制の新サービスでは、ユーザーは2万曲を無料で保存できます。Amazon.comのCloud Driveサービスでは、1,000曲が無料で保存できます。
どちらのサービスでも、音楽愛好家はコレクションをクラウドに保存し、Android デバイスでトラックを聴きながら外出先で曲を持ち運ぶことができます。
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、アップルはレコード会社と協力して独自のクラウドベースの音楽サービスの開発を続けている。