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アマゾンが住宅建設スタートアップに投資、スマートホームへの進出継続

アマゾンが住宅建設スタートアップに投資、スマートホームへの進出継続

テイラー・ソパー

写真はPlant Prefabより。

アマゾンのスマートホーム分野への進出は今週も続き、カリフォルニア州リアルトに拠点を置き、プレハブの一戸建て住宅や集合住宅を建設するスタートアップ企業、Plant Prefab への投資が行われた。

アマゾンは2015年に立ち上げられ、音声ベースのインタラクションの限界を押し広げる企業に投資するために使われる2億ドルのAlexaファンドの一環としてPlant Prefabに投資した。

これはアマゾンにとってプラネット・プレファブのようなモジュラー住宅会社への初の投資となる。プラネット・プレファブのCEOはファスト・カンパニーに対し、アマゾンと協力して住宅にAlexaを組み込むと語った。

「音声は家庭における魅力的なテクノロジーとして台頭しており、現在では3,500ものブランドから2万台以上のAlexa対応スマートホームデバイスが発売されています」と、Alexaファンドのディレクター、ポール・バーナード氏は声明で述べています。「Plant Prefabは住宅デザインのリーダーであり、住宅製造の分野でも革新的な新興企業です。持続可能なコネクテッドホームを顧客や開発者にとってより身近なものにするために尽力するPlant Prefabを支援できることを大変嬉しく思います。」

Plant Prefabは、主要都市における住宅建設時間を50%、コストを10~25%削減できると主張している。カリフォルニア州とユタ州に26ユニットを設置している。LivingHomesからスピンオフした同社は、同じくモジュール住宅を開発するシアトルのスタートアップ企業Blokableと類似しており、Amazonの元マネージャーが共同設立した。

アマゾンによる今回の投資は、先週発表されたAlexa対応の電子レンジ、時計、家庭用オーディオ関連機器といった新製品に続くもので、同社は音声プラットフォームをあらゆる場所に展開することを目指している。今年初めには、ホームセキュリティ企業Ringを10億ドルで買収したと報じられている。