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地図技術スタートアップのCartogramがCyanogen創業者とBing Mapsのベテランから追加資金を調達

地図技術スタートアップのCartogramがCyanogen創業者とBing Mapsのベテランから追加資金を調達

テイラー・ソパー

Cartogram は、マッピング技術の利用拡大を支援するために、さらなる資金を調達した。

シアトルを拠点とするこのスタートアップは、Cyanogen創業者のスティーブ・コンディク氏、元Bing Mapsマネージャーのサンディープ・シンガル氏、そして全米各地の多数の企業などから新たな資金調達ラウンドを実施したばかりです。また、フライホイール・インベストメント・カンファレンスでは10万ドルの優勝賞金を獲得しました。これまでの資金調達総額は180万ドルに達しています。

2013年に設立されたCartogramは、バスケットボールアリーナから病院まで、あらゆる場所で人々の道案内を支援する屋内外のマッピングサービスを提供しています。このスタートアップはアプリベースの製品を販売し、既存のウェブサイトとの連携も行っています。CartogramはBluetooth測位、GPS、アクティブWi-Fiスキャン、パッシブWi-Fiを組み合わせて位置を追跡し、ターンバイターン方式の道順案内を提供しています。

サクラメント・キングスやヴィダント・メディカルセンターといった顧客は、Cartogramのビーコン技術を活用し、地図上にアイコン、ラベル、コンテナ、地域、ウェイポイントを自社ブランドで追加しています。Cartogramはまた、ユーザーが特定の場所を簡単に見つけられるチャットボットも開発しました。

Cartogram は、以前はマイクロソフトに勤務し、サムスンや HP などの企業での経験を持つエンジニアである創業者ウィル・クラウゼン氏が率いています。

クラウセン氏は、自社の屋内地図製品を提供するGoogleのような企業よりも、よりきめ細やかでカスタマイズされた地図技術を提供していると述べた。Cartogramはまた、プライベートな地理空間データに加え、クライアントが特定のユーザーグループに特定の場所へのナビゲーションを許可したい場合、許可ベースのルーティングも提供する。

競合には、シアトルのスタートアップ企業Point InsideやIndoor Atlasなどがある。クラウセン氏は、Cartogramはアプリ、ブラウザ、さらには紙媒体でも屋内外の道案内を提供できる点が他社との差別化要因だと述べた。また、大手ヘルスケア企業との連携も強みの一つだと指摘した。

https://www.youtube.com/watch?v=3d2FhDE73ek