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Googleの新しいメッセージングおよびビデオチャットアプリ、AlloとDuoは、SkypeとFaceTimeに対抗する

Googleの新しいメッセージングおよびビデオチャットアプリ、AlloとDuoは、SkypeとFaceTimeに対抗する

ジェームズ・リズリー

アロデュオグーグル
画像はGoogle I/Oライブストリームより。

Googleは今日、Amazon Echoの競合製品を発表しただけでなく、AlloとDuoというSkypeのようなメッセージングとビデオチャットのプラットフォームも発表した。

アロ

Alloでのチャット
Allo でのチャット。

Alloは、ボットサポートを内蔵したモバイル専用のメッセージングアプリです。他の最新のメッセージングアプリと同様に、テキスト、ステッカー、写真を送信できます。さらに、Googleはアナリティクス技術を活用して、Google Inboxのようにスマートな返信を提案し、写真の内容に合わせて返信を作成する機能も備えています。

たとえば、ユーザーがリングイニの写真を送信すると、Allo は自動的に「おいしい!」や「アサリ、おいしい!」などの返答を提案します。

ユーザーは「WhisperShout」を使用して送信前にテキストサイズを変更することもできるため、Caps Lock をオンにしなくても大きな「YAY!」を簡単に送信できます。

Allo は新しい Google アシスタントを含むボットもサポートしているため、ユーザーは会話形式で企業やアプリとやり取りし、予約をしたり、ゲームをしたりできるようになります。

デュオ

Duoは1対1のビデオメッセージアプリです。SkypeやFacetimeとは異なり、Duoでは通話に出る前に相手の顔が表示されます。

「ノックノック」と呼ばれるこの機能を使うと、どんな会話になりそうか確認できます。例えば、相手がただおしゃべりをするために電話をかけてきたのか、それとも子供に初めての歩き方を見せようとしているのか、簡単に見分けることができます。

https://www.youtube.com/watch?v=CIeMysX76pM

AlloとDuoはシンプルさを重視しています。特にDuoは、対面での通話機能以外にはほとんど機能がありません。会議機能もビデオメッセージ機能もデスクトッププラットフォームもありません。

Googleは、テキストチャットとビデオチャットの両方を提供するハングアウトを、モバイルとデスクトップの両方で利用できる独立したサービスとして開発を継続します。ただし、モバイルでの会話はDuoとAlloが中心となる可能性が高いでしょう。

両アプリとも、iOSとAndroid向けに今夏リリース予定です。登録は電話番号のみでOKなので、Googleアカウントをお持ちでないユーザーでもご利用いただけます。