
ダブルダウン・インタラクティブの親会社IGTが売却を検討中と報道
ジョン・クック著
ラスベガスに拠点を置くカジノゲームメーカー、IGT(インターナショナル・ゲーム・テクノロジー)が買収先を探していると、本日ロイターが報じた。同社は2012年初頭にシアトルのソーシャルゲーム大手ダブル・ダウン・インタラクティブを最大5億ドルで買収しており、現在時価総額は30億ドルを誇っている。しかし、IGTの時価総額は今年に入ってから約21%下落している。
ロイター通信は関係筋の話として、買収希望者向けに経営陣による説明会が今月行われると報じた。
ダブルダウンでは、社長のグレン・ウォルコット氏や共同創業者のグレッグ・エネル氏、クーパー・デュボア氏など、最高幹部の何人かがここ数カ月で同社を去っている。
ブラックジャック・ボナンザやポーカーパーティーなどのカジノスタイルのオンラインゲームを開発しているダブルダウン社は、シアトルのインターナショナル地区で大規模かつ成長を続ける事業を展開しています。
IGTは3月、「長期的な収益成長のためにコスト構造を再調整する措置」を講じていると発表し、その中には従業員7%の削減も含まれていました。また、当時、2014年度の業績見通しも下方修正しました。
「会計年度の半分が過ぎ、業界とIGTにとって厳しい時期であることはお分かりいただけると思います」と、当時CEOのパティ・ハートは述べました。「2013年の成功を再現するのは難しいことは承知していました。しかし、北米のゲーミング総収益がこれほど急激に減少したり、国際通貨、コンプライアンス、輸入環境がさらに悪化したりするとは予想していませんでした。」
編集者注: Double Down Interactive は GeekWire の年間スポンサーです。