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記録的な収益にもかかわらず、ラプソディは第3四半期に約800万ドルの損失を出したことが明らかになった。

記録的な収益にもかかわらず、ラプソディは第3四半期に約800万ドルの損失を出したことが明らかになった。

トッド・ビショップ

ラプソディー

シアトルを拠点とする音楽ストリーミングサービス、ラプソディ・インターナショナルは第3四半期に797万ドルの純損失を出し、四半期収益が前年同期比25%増の4400万ドルを超えたにもかかわらず、さらに赤字に陥った。

ラプソディーこの非公開企業の業績は、シアトルに拠点を置くデジタルメディア企業、リアルネットワークスが今週、規制当局に提出した書類の中で明らかにされた。同社は4年前に音楽サービスを分離独立させた後も、ラプソディへの投資を継続している。

提出書類では損失額が拡大した理由は説明されておらず、同社はGeekWireの問い合わせに対し、業績に関するコメントを控えた。Rhapsodyが独立して以来公表されている業績を調査したところ、売上高4,410万ドルは四半期ベースで過去最高を記録した。

ストリーミング音楽のパイオニアであるRhapsodyは、Napster音楽サービスも運営しています。同社は、Spotify、Pandora、Appleといったデジタル音楽業界の大手企業との激しい競争に直面しています。

こうした競争にもかかわらず、Rhapsodyは4月に、全世界の加入者数が170万人を超え、前年比63%増となったと発表した。最近の取り組みとしては、ベルビューに拠点を置く携帯電話事業者T-Mobileと提携して開始した新しいインターネットラジオサービス「unRadio」などがある。

2001年に設立されたRhapsodyは、Spotifyなどが採用している有料版と無料版のサービスを含む人気のフリーミアム方式とは対照的に、有料サブスクリプションモデルを堅持してきた。

Rhapsodyは今年初め、シアトルのダウンタウンにあるコロンビアセンターに新オフィスを移転した。同社は先月、Soundwallの共同創業者で元SignalSoftのCEOであるDavid Hose氏を暫定CEOに任命し、同社を率いる正式CEOを探していると発表した。